“歩出”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あゆみい25.0%
あゆみだ25.0%
あるきだ25.0%
ほしていづ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されどひさしきにへずやありけん、にはかに起たんとして、かの文殻のきたるを取上げ、庭の日陰に歩出あゆみいでて、一歩にひとたび裂き、二歩に二たび裂き、木間に入りては裂き、花壇をめぐりては裂き
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
投出ほうりだすと、る見るうちに、また四辺あたりが明るくなったので、私も思わず、笑いながら、再び歩出あゆみだして、無事に家に帰ったが、何しろ、塩鰹しおかつおを、そんな一時に食ったので、途事とちゅうのどかわいて仕方がない
狸問答 (新字新仮名) / 鈴木鼓村(著)
歩出あるきだしなさる時、急いでおさきに立って
歩出ほしていづ城東門じやうとうのもん、 遙望はるかにのぞむ江南路こうなんのみち
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)