“あるきだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
歩行出85.7%
歩出14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一人ひとりが、高足たかあしつて、んで、すましてプラツトホームを横状よこざま歩行出あるきだすと、いまわらつたのが掻込かいこむやうにむねどんぶりつた。湯気ゆげがふつとわかれて、饂飩うどんがする/\とはしびる。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
おそろしいより、ゆめれて、うれしさがさきつた。暫時しばし茫然ばうぜんとしてたが、膚脱はだぬぎにつて大汗おほあせをしつとりいた、手拭てぬぐひむか顱卷はちまきをうんとめて、確乎しつか持直もちなほして、すた/\と歩行出あるきだす。
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
歩出あるきだしなさる時、急いでおさきに立って