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湯気
ふりがな文庫
“湯気”のいろいろな読み方と例文
旧字:
湯氣
読み方
割合
ゆげ
94.4%
ゆけ
3.3%
いき
1.1%
いきり
1.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆげ
(逆引き)
(雷と夕立はをんさいのからくり也)雲は
地中
(
ちちゆう
)
の
温気
(
をんき
)
より
生
(
しやう
)
ずる物ゆゑに其
起
(
おこ
)
る
形
(
かたち
)
は
湯気
(
ゆげ
)
のごとし、水を
沸
(
わかし
)
て
湯気
(
ゆげ
)
の
起
(
たつ
)
と同じ事也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
湯気(ゆげ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ゆけ
(逆引き)
この間
家
(
うち
)
の赤ん坊を湯に入れた時、赤ん坊が
湯気
(
ゆけ
)
に
上
(
あが
)
って、引きつけたといって五分ばかり泣声を出した。自分がこの下女の異様な声を聞いたのは、それが始めてである。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
湯気(ゆけ)の例文をもっと
(3作品)
見る
いき
(逆引き)
「
鳥目
(
ちょうもく
)
とてはござらぬが、
饑饉
(
ききん
)
のおりから米飯がござる。それもわずかしかござらぬによって
俺
(
わし
)
の分だけ進ぜましょう」——急いで
厨
(
くりや
)
へ駈け込んで
湯気
(
いき
)
の上がっている米飯を鉢へ移して持って来た。
開運の鼓
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
湯気(いき)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
いきり
(逆引き)
黒く煤けた大釜の蓋の隙間から白い粥の
湯気
(
いきり
)
がすうっとのぼって、冷やかに地底の冷気に融けて、また、すうっとあがってくる。
地上:地に潜むもの
(新字新仮名)
/
島田清次郎
(著)
湯気(いきり)の例文をもっと
(1作品)
見る
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
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