“湯気”のいろいろな読み方と例文
旧字:湯氣
読み方(ふりがな)割合
ゆげ93.9%
ゆけ3.7%
いき1.2%
いきり1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“湯気”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.1%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
彼女はそこへ、茶を汲んでゆく。病中の一楽はその茶碗からたちのぼる湯気ゆげの虹を朝陽のなかにまばゆく見ることだった。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さつあをふさつて、湯気ゆげをふいて、ひら/\とえるのを凝然じつると、うも
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
この間うちの赤ん坊を湯に入れた時、赤ん坊が湯気ゆけあがって、引きつけたといって五分ばかり泣声を出した。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
なるべく二銭五厘の湯銭を活用しようと云う精神からして、かように赤くなるのだろうが、早く上がらんと湯気ゆけにあがるがと主思しゅうおもいの吾輩は窓のたなから少なからず心配した。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
鳥目ちょうもくとてはござらぬが、饑饉ききんのおりから米飯がござる。それもわずかしかござらぬによってわしの分だけ進ぜましょう」——急いでくりやへ駈け込んで湯気いきの上がっている米飯を鉢へ移して持って来た。
開運の鼓 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
黒く煤けた大釜の蓋の隙間から白い粥の湯気いきりがすうっとのぼって、冷やかに地底の冷気に融けて、また、すうっとあがってくる。
地上:地に潜むもの (新字新仮名) / 島田清次郎(著)