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湯煙
ふりがな文庫
“湯煙”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆけむり
50.0%
ゆげむり
25.0%
ゆけぶり
12.5%
ゆげ
12.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆけむり
(逆引き)
更にまたさまざまの地獄から
沸泉
(
ふっせん
)
が
湯煙
(
ゆけむり
)
を立てて流れて行く水路の底が美くしい
碧玉
(
へきぎょく
)
の色に染まっていることを見逃すことは出来なかった。
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
湯煙(ゆけむり)の例文をもっと
(4作品)
見る
ゆげむり
(逆引き)
と
突然
(
いきなり
)
どんつくの
諸膚
(
もろはだ
)
を
脱
(
ぬ
)
いだ
勢
(
いきほひ
)
で、
引込
(
ひつこ
)
んだと
思
(
おも
)
ふと、
髯
(
ひげ
)
がうめ
方
(
かた
)
の
面當
(
つらあて
)
なり、
腕
(
うで
)
の
扱
(
しご
)
きに
機關
(
ぜんまい
)
を
掛
(
か
)
けて、
爰
(
こゝ
)
を
先途
(
せんど
)
と
熱湯
(
ねつたう
)
を
注
(
つ
)
ぎ
込
(
こ
)
む、
揉込
(
もみこ
)
む、
三助
(
さんすけ
)
が
意氣
(
いき
)
湯煙
(
ゆげむり
)
を
立
(
た
)
てて
銭湯
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
湯煙(ゆげむり)の例文をもっと
(2作品)
見る
ゆけぶり
(逆引き)
壁の根に
跪
(
ひざまず
)
き、もの打念ずる
状
(
さま
)
して、高く
掌
(
てのひら
)
を合わせたものの、白き
頸
(
うなじ
)
の
湯煙
(
ゆけぶり
)
ほぐれて、黒髪の色と分れた時、夫人の目はやや
馴
(
な
)
れて、その良人の口に、一点
煙草
(
たばこ
)
の火の燃えつつあるを認め得た。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
湯煙(ゆけぶり)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ゆげ
(逆引き)
その頃の湯風呂には、旧式の
石榴口
(
ざくろぐち
)
と云うものがあって、夜などは
湯煙
(
ゆげ
)
が
濛々
(
もうもう
)
として内は真っ暗。しかもその風呂が高く出来ているので、男女ともに中途の階段を登ってはいる。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
湯煙(ゆげ)の例文をもっと
(1作品)
見る
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
煙
常用漢字
中学
部首:⽕
13画
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湯気
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湯
湯槽
湯気
湯呑
湯女
湯屋
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菊池幽芳
泉鏡太郎
泉鏡花
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