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石榴口
ふりがな文庫
“石榴口”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ざくろぐち
75.0%
じゃくろぐち
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざくろぐち
(逆引き)
朱塗りの
漆戸
(
うるしど
)
、
箔絵
(
はくえ
)
を描いた
欄間
(
らんま
)
なぞの目につくその
石榴口
(
ざくろぐち
)
をくぐり、狭い足がかりの板を踏んで、暗くはあるが、しかし暖かい湯気のこもった
浴槽
(
よくそう
)
の中に身を浸した時は
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
長方形の
湯槽
(
ゆぶね
)
の上に
石榴口
(
ざくろぐち
)
といって、押入じみた形のものがあって、
児雷也
(
じらいや
)
とか、
国姓爺
(
こくせんや
)
とか、さまざまの絵が濃い絵具で
画
(
か
)
いてあり、朱塗の二、三寸幅の枠が取ってあって
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
石榴口(ざくろぐち)の例文をもっと
(3作品)
見る
じゃくろぐち
(逆引き)
その頃の湯風呂には、旧式の
石榴口
(
じゃくろぐち
)
というものがあって、夜などは
湯烟
(
ゆげ
)
が
濛々
(
もうもう
)
として内は
真暗
(
まっくら
)
。
加之
(
しかも
)
その風呂が高く出来ているので、
男女
(
なんにょ
)
ともに中途の蹈段を登って
這入
(
はい
)
る。
思い出草
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
石榴口(じゃくろぐち)の例文をもっと
(1作品)
見る
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
榴
漢検1級
部首:⽊
14画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
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