『思い出草』
一赤蜻蛉 私は麹町元園町一丁目に約三十年も住んでいる。その間に二、三度転宅したが、それは単に番地の変更に止まって、とにかくに元園町という土地を離れたことはない。このごろ秋晴の朝、巷に立って見渡すと、この町も昔とは随分変ったものである。懐旧の …
著者 | 岡本綺堂 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
初出 | 「木太刀」1910(明治43)年11月、1911(明治44)年1月号 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約11分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約18分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
能
一所
死
球
自然
強請
止
点
酒舗
前
加之
奴
帽子
懐
拵
来
流丸
皆
相互
蜻蛉
蝙蝠
軒
迂濶
間
露店
一人
万歳
上
人
似寄
佳
依
出
加之
包
商家
已
幾許
後
悠暢
日和
暫
朝
根下
樹
溝川
直
眼前
秋晴
羽子
至難
花瓶
菖蒲
行灯
衾
見透
辺
透
釣
雪融
頻
風
一所
七歳
万屋
万騎
上
今日
他
仮面
住居
何処
侍医
俤
傍
先
八歳
処
列
半鐘
取毀
否
周囲
唸
商人
多寡
夜
夜半
大供
大家
大抵
大道
太皷
好
姐
字
家並
寄席
対
将棋
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