“流丸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
それだま42.9%
ながれだま28.6%
ながれたま14.3%
りゅうがん14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
覚めて考うれば口をきかれなかったはもしや流丸(それだま)にでも中(あた)られて亡くなられたか、茶絶(ちゃだち)塩絶(しおだち)きっとして祈るを御存知ない筈(はず)も無かろうに
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
おい皆(みんな)聞かっし、初手はな、支那人(チャンチャン)の金満が流丸(ながれだま)を啖(くら)って路傍(みちばた)に僵(たお)れていたのを、中隊長様が可愛想だってえんで、お手当をなすってよ、此奴(こいつ)にその家まで送らしておやんなすったのがはじまりだ。
海城発電 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
母は心配する、姉は泣き出す。父は表へ見に出たが、やがて帰って来て「何でも竹橋内(たけばしうち)で騒動が起ったらしい。時々に流丸(ながれたま)が飛んで来るから戸を閉めておけ」
思い出草 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
この若い者が戦争(いくさ)に出るとは誠に危ない話で、流丸(りゅうがん)に中(あたっ)ても死んで仕舞(しま)わなければならぬ、こんな分らない戦争に鉄砲を担(かつ)がせると云うならば、領分中の百姓に担がせても同じ事だ
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)