“流行唄”の読み方と例文
読み方割合
はやりうた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
流行唄はやりうた——少しも讃州らしい匂いのない、江戸の流行唄——を二つ三つやると、やがて、達弁な口上の声につれて立ち上がりました。
ションガイナは今のみなさんの「しょうが無いな」と同じ意味の言葉で、もう今から三百年もまえの流行唄はやりうたはやしの文句であった。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
その時戸を明けて貸自動車屋の運転手らしい洋服に下駄げたをはいた男が二人、口笛でオペラの流行唄はやりうたをやりながら入って来たので
雪解 (新字新仮名) / 永井荷風(著)