“流行神”の読み方と例文
読み方割合
はやりがみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もぐりの流行神はやりがみなららぬこと、いやしくもただしいかみとしてんな祈願きがんみみかたむけるものは絶対ぜったいいとおもえばよろしいかとぞんじます。
たしかに承わりました。柳営の内証向ないしょうむきには、ふとした抜裏ぬけうらがござって、当節、権勢の流行神はやりがみかたへ、段々と手入れを
無惨やな (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「天誅組というのは、このごろ流行はやり出した悪い貼紙はりがみで、疱瘡神ほうそうがみよりもっと剣呑けんのん流行神はやりがみだ」
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)