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流眄
ふりがな文庫
“流眄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ながしめ
81.5%
しりめ
14.8%
しりめづかい
1.2%
りうべん
1.2%
りゅうべん
1.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ながしめ
(逆引き)
もう一遍、さも育ちきった若者らしく、じろりと私に
流眄
(
ながしめ
)
をくれ、かたりと岡持をゆすりあげ、頓着かまいのない様子で又歩き出す。
小景:ふるき市街の回想
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
流眄(ながしめ)の例文をもっと
(50作品+)
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しりめ
(逆引き)
それを聞いて、フト振向いた少年の顔を、ぎろりと、その銀色の目で
流眄
(
しりめ
)
にかけたが、取って十八の学生は、何事も考えなかった。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
流眄(しりめ)の例文をもっと
(12作品)
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しりめづかい
(逆引き)
とちょいちょい、新聞を見るようにしては、お妙の顔を伺い伺い、嬢があらぬ方を向いて、今は
流眄
(
しりめづかい
)
もしなくなったので、果は遠慮なく
視
(
なが
)
めていたのが、なえた様な声を出して
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
流眄(しりめづかい)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
りうべん
(逆引き)
それがつまらぬ
流眄
(
りうべん
)
は不用意だつた。女事務員二人、年中無休のおしやべり。お次は完全な暇潰し、繧緻自慢、歩度は緩。かうして眺めてゐると、この種の自慢の鼻つぱしは、案外その数が多い。
銀座街頭
(新字旧仮名)
/
三好達治
(著)
流眄(りうべん)の例文をもっと
(1作品)
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りゅうべん
(逆引き)
これも全身の姿勢に軽微な
平衡
(
へいこう
)
破却
(
はきゃく
)
が必要であったのと同じ理由から理解できる。眼については、
流眄
(
りゅうべん
)
が媚態の普通の表現である。
「いき」の構造
(新字新仮名)
/
九鬼周造
(著)
流眄(りゅうべん)の例文をもっと
(1作品)
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流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
眄
漢検1級
部首:⽬
9画
“流”で始まる語句
流行
流
流石
流暢
流布
流行唄
流浪
流転
流連
流人
検索の候補
眳藐流眄
“流眄”のふりがなが多い著者
ニコライ・ゴーゴリ
三上於菟吉
小栗虫太郎
泉鏡花
谷崎潤一郎
林不忘
久生十蘭
泉鏡太郎
高浜虚子
有島武郎