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流連
ふりがな文庫
“流連”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いつづけ
56.8%
ゐつゞけ
16.2%
いつゞけ
8.1%
ゐつづけ
5.4%
いつづ
5.4%
りゅうれん
5.4%
なが
2.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつづけ
(逆引き)
迎えに行った男は二階へ上ると、持って行った金を捲き揚げられて、一緒に飲み潰れた。そしてまた幾日も二人で
流連
(
いつづけ
)
していた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
流連(いつづけ)の例文をもっと
(21作品)
見る
ゐつゞけ
(逆引き)
まあそれ迄はいうても扱ひやすかつたですが、困つたのはそれからでした。いつかあの人が
流連
(
ゐつゞけ
)
をしてお拂ひが足りなくなりましてね。
俳諧師
(旧字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
流連(ゐつゞけ)の例文をもっと
(6作品)
見る
いつゞけ
(逆引き)
と云うので、二日
流連
(
いつゞけ
)
をさせて
緩
(
ゆっ
)
くり遊興をさせ、充分金を遣わせて御用聞と話合いの上で、ズッと出る処を大門
外
(
そと
)
で
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
流連(いつゞけ)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
ゐつづけ
(逆引き)
「京都といふ處はしみつたれな處だが、己等の樣な貧乏人が遊ぶにはいゝ處だ」などゝ言つて
流連
(
ゐつづけ
)
などすることもある。
俳諧師
(旧字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
流連(ゐつづけ)の例文をもっと
(2作品)
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いつづ
(逆引き)
四日
流連
(
いつづ
)
けて石田は金を取りに帰った。そして二日戻って来なかった。ヒステリーの細君と石田。嫉妬で気が遠くなるような二日であった。石田が待合へ戻って来ると、再び情痴の末の虚脱状態。
世相
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
流連(いつづ)の例文をもっと
(2作品)
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りゅうれん
(逆引き)
しまいには、小塚っ原で
流連
(
りゅうれん
)
するようになった。朝、
廓
(
くるわ
)
を出て千住の大橋のたもとから、一銭蒸気に乗って吾妻橋へ出るのが、私の慣わしであった。
みやこ鳥
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
流連(りゅうれん)の例文をもっと
(2作品)
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なが
(逆引き)
「
東雲
(
しののめ
)
さんの
吉
(
きッ
)
さんは今日も
流連
(
なが
)
すんだッてね」と、今一人の
名山
(
めいざん
)
という花魁が言いかけて、顔を洗ッている自分の客の書生風の男の肩を押え、「お前さんも
去
(
かえ
)
らないで、夕方までおいでなさいよ」
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
流連(なが)の例文をもっと
(1作品)
見る
“流連”の意味
《名詞》
流連(りゅうれん)
帰るのを忘れるくらい遊興にふけること。
(出典:Wiktionary)
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
連
常用漢字
小4
部首:⾡
10画
“流連”で始まる語句
流連荒亡
流連中
流連客
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昼流連
流連中
流連客
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田畑修一郎
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