“いつゞけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
流連100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と云うので、二日流連いつゞけをさせてゆっくり遊興をさせ、充分金を遣わせて御用聞と話合いの上で、ズッと出る処を大門そと
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「行かう/\、あんな騒ぎを更に続けて酔ひ痴れてゐれば、太平楽に違ひない。」私は村の居酒屋におしあがつて酌婦相手の流連いつゞけをしたり、港町の奇怪なホテルに出没したり
熱い風 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
お前の口をふうじたか知らないが、俺はその倍だけはずまうぢやないか、——實は金之助に良い嫁がきまりかけてゐるんだが、八王子へ行くと言つて飛出しちや、新宿あたりで流連いつゞけをしてゐる樣子だ
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)