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流連
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ゐつづけ
ふりがな文庫
“
流連
(
ゐつづけ
)” の例文
「京都といふ處はしみつたれな處だが、己等の樣な貧乏人が遊ぶにはいゝ處だ」などゝ言つて
流連
(
ゐつづけ
)
などすることもある。
俳諧師
(旧字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
「
幾代
(
いくよ
)
で
流連
(
ゐつづけ
)
してゐるらしい。そして、
釧路
(
くしろ
)
までもつれて行つた妾は、別に宿屋へ置いてあるらしい。無駄なことにはぱツぱと金を使ひながら、僕の大事件を少しも思つて呉れない。實に困るよ。」
泡鳴五部作:04 断橋
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
細君は默つてつんとしてゐる。十風は一寸目を開けて細君を見たが再び目をつむつてこれも默つてゐる。こんな有樣で
流連
(
ゐつづけ
)
をした事は遂に二人の話題に上らずに濟む。
俳諧師
(旧字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
“流連”の意味
《名詞》
流連(りゅうれん)
帰るのを忘れるくらい遊興にふけること。
(出典:Wiktionary)
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
連
常用漢字
小4
部首:⾡
10画
“流連”で始まる語句
流連荒亡
流連中
流連客