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湯烟
ふりがな文庫
“湯烟”の読み方と例文
読み方
割合
ゆげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆげ
(逆引き)
その頃の湯風呂には、旧式の
石榴口
(
じゃくろぐち
)
というものがあって、夜などは
湯烟
(
ゆげ
)
が
濛々
(
もうもう
)
として内は
真暗
(
まっくら
)
。
加之
(
しかも
)
その風呂が高く出来ているので、
男女
(
なんにょ
)
ともに中途の蹈段を登って
這入
(
はい
)
る。
思い出草
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
電燈のない時代は勿論、その設備が出来てからでも、地方の電燈は電力が十分でないと見えて、夜の風呂場などは
濛々
(
もうもう
)
たる
湯烟
(
ゆげ
)
にとざされて、人の顔さえもよく見えないくらいである。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
湯烟(ゆげ)の例文をもっと
(2作品)
見る
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
烟
漢検1級
部首:⽕
10画
“湯”で始まる語句
湯
湯槽
湯気
湯呑
湯女
湯屋
湯治
湯殿
湯沸
湯浴