“三助”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんすけ93.3%
ばんとう6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
湯屋の三助さんすけや床屋の小僧でも今日盛んに使う「趣味」ということばと同じ意味の趣味ならば余りありがたくもないものであるし
離婚について (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
前刻さつきから、通口かよひぐちかほして、髯旦ひげだんのうめかたが、まツとほり、小兒こども一寸いつすんみづ一升いつしようわりのぞいて、一驚いつきやうきつした三助さんすけ
銭湯 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
型のごとく検屍が済んで、第一番に三助ばんとうの丑松、丁子湯のお神、死骸を最初に見つけたお六——などが、順々に番所にび付けられた。
番台へ登ろうとしていた丁子風呂のおかみさんと、かま前に居た三助ばんとう丑松うしまつは、両方から飛んで来てお六を抱き起しました。