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一驚
ふりがな文庫
“一驚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いっきょう
80.8%
いつきやう
19.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっきょう
(逆引き)
生前の深山木の鋭い探偵眼に驚いていた私は、ここにその深山木以上の名探偵を発見して、更らに
一驚
(
いっきょう
)
を
喫
(
きっ
)
しなければならなかった。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
が、
主従
(
しゅうじゅう
)
ともに
一驚
(
いっきょう
)
を
吃
(
きっ
)
したのは、其の首のない
胴躯
(
どうむくろ
)
が、
一煽
(
ひとあお
)
り鞍に
煽
(
あお
)
ると
斉
(
ひと
)
しく、
青牛
(
せいぎゅう
)
の
脚
(
あし
)
が
疾
(
はや
)
く成つて
颯
(
さっ
)
と
駈出
(
かけだ
)
した事である。
雨ばけ
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
一驚(いっきょう)の例文をもっと
(21作品)
見る
いつきやう
(逆引き)
前刻
(
さつき
)
から、
通口
(
かよひぐち
)
へ
顏
(
かほ
)
を
出
(
だ
)
して、
髯旦
(
ひげだん
)
のうめ
方
(
かた
)
が、まツ
其
(
そ
)
の
通
(
とほ
)
り、
小兒
(
こども
)
の
一寸
(
いつすん
)
に
水
(
みづ
)
一升
(
いつしよう
)
の
割
(
わり
)
を
覗
(
のぞ
)
いて、
一驚
(
いつきやう
)
を
吃
(
きつ
)
した
三助
(
さんすけ
)
銭湯
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
自動車
(
じどうしや
)
に
相乘
(
あひのり
)
して、
堂々
(
だう/\
)
と、
淺草
(
あさくさ
)
、
上野
(
うへの
)
、
銀座
(
ぎんざ
)
を
飛
(
と
)
ばす、
當今
(
たうこん
)
の
貴婦人
(
きふじん
)
紳士
(
しんし
)
と
雖
(
いへど
)
も、これを
見
(
み
)
たら
一驚
(
いつきやう
)
を
吃
(
きつ
)
するであらう。
誰
(
たれ
)
も
口癖
(
くちぐせ
)
に
言
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
だが、
實
(
じつ
)
に
時代
(
じだい
)
の
推移
(
すゐい
)
である。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
一驚(いつきやう)の例文をもっと
(5作品)
見る
“一驚”の意味
《名詞》
びっくりすること。驚くこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
驚
常用漢字
中学
部首:⾺
22画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
検索の候補
一大驚異
一瞥驚倒
“一驚”のふりがなが多い著者
村井弦斎
泉鏡太郎
江戸川乱歩
小山清
吉川英治
泉鏡花
夏目漱石
海野十三
芥川竜之介