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推移
ふりがな文庫
“推移”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おしうつ
35.0%
すいい
35.0%
すゐい
10.0%
うつ
5.0%
うつり
5.0%
うつりかはり
5.0%
うつりかわり
5.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おしうつ
(逆引き)
時雄は時代の
推移
(
おしうつ
)
ったのを今更のように感じた。当世の女学生
気質
(
かたぎ
)
のいかに自分等の恋した時代の処女気質と異っているかを思った。
蒲団
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
推移(おしうつ)の例文をもっと
(7作品)
見る
すいい
(逆引き)
過渡期
(
かとき
)
の時代はあまり長くはなかった。
糟谷
(
かすや
)
が
眼前
(
がんぜん
)
咫尺
(
しせき
)
の
光景
(
こうけい
)
にうつつをぬかしているまに、
背後
(
はいご
)
の時代はようしゃなく
推移
(
すいい
)
しておった。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
推移(すいい)の例文をもっと
(7作品)
見る
すゐい
(逆引き)
鬼怒川
(
きぬがは
)
の
西岸
(
せいがん
)
一
部
(
ぶ
)
の
地
(
ち
)
にも
恁
(
か
)
うして
春
(
はる
)
は
來
(
きた
)
り
且
(
かつ
)
推移
(
すゐい
)
した。
憂
(
うれ
)
ひあるものも
無
(
な
)
いものも
等
(
ひと
)
しく
耒耟
(
らいし
)
を
執
(
と
)
つて
各
(
おの/\
)
其
(
そ
)
の
處
(
ところ
)
に
就
(
つ
)
いた。
勘次
(
かんじ
)
も
其
(
そ
)
の
一人
(
ひとり
)
である。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
推移(すゐい)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
うつ
(逆引き)
ただ
闇雲
(
やみくも
)
に、
外面如菩薩
(
げめんにょぼさつ
)
の、
噉肉外道
(
たんにくげどう
)
の、自力絶対のと、
社会
(
よのなか
)
が変っても、人心や
生活
(
くらし
)
の
様式
(
ありさま
)
が
推移
(
うつ
)
っても、後生大事に旧学に
齧
(
かじ
)
りついているのは、俗にいう、馬鹿の一つ覚えと申すもので……。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
推移(うつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
うつり
(逆引き)
私共が引越当年生れた赤ン坊が、もう十七になるのです。赤ン坊が青春男女になり、青年が一人前になり、男女ざかりが初老になり、老人が
順繰
(
じゅんぐ
)
り土の中に入るも自然の
推移
(
うつり
)
です。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
推移(うつり)の例文をもっと
(1作品)
見る
うつりかはり
(逆引き)
綺羅を鏤めた美しい夜の横顔、或はサロメ女王の驕奢を尽した踊の手さばきよりも却て染々とした歎息の
推移
(
うつりかはり
)
を感ぜしめる。
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
推移(うつりかはり)の例文をもっと
(1作品)
見る
うつりかわり
(逆引き)
季節
(
とき
)
の
推移
(
うつりかわり
)
は、やがて
冬
(
ふゆ
)
となり、
雪
(
ゆき
)
さえちらちら
降
(
ふ
)
りはじめました。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
推移(うつりかわり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“推移”の意味
《名詞》
推移(すいい)
移り変わること。成り行き。
(出典:Wiktionary)
推
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
移
常用漢字
小5
部首:⽲
11画
“推”で始まる語句
推
推敲
推察
推量
推薦
推参
推測
推古
推進機
推服
“推移”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
作者不詳
新渡戸稲造
南部修太郎
内田魯庵
山村暮鳥
福沢諭吉
伊藤左千夫
長塚節
泉鏡太郎