“推古”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すいこ91.7%
すゐこ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宗教に栄え藝術に飾られた推古すいこの文明は、私たちの心からの贈物であった。それらのものは今もなお昔ながらの姿を残している。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
そのおあとには、継体けいたい安閑あんかん宣化せんか欽明きんめい敏達びたつ用明ようめい崇峻すしゅん推古すいこ諸天皇しょてんのうがつぎつぎにお位におのぼりになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
聖徳太子は、天成の御英才を以て、第三十三代推古すゐこ天皇の摂政せつしやうとなり給うたが、仏教思想と共に、鋭意隋唐の文物諸制度を輸入することに努力し給うた。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)