“欽明”の読み方と例文
読み方割合
きんめい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
是より先、欽明きんめい天皇の御代に伝へられた仏教に就いて、崇仏派の蘇我そが氏と排仏はいぶつ派の物部もののべ氏、中臣なかとみ氏との間に凄じい争闘が展開した
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
そのおあとには、継体けいたい安閑あんかん宣化せんか欽明きんめい敏達びたつ用明ようめい崇峻すしゅん推古すいこ諸天皇しょてんのうがつぎつぎにお位におのぼりになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
対外的のことはしばらくとしても、国内的にみれば欽明きんめい朝より推古朝にいたるおよそ五十年のあいだは、眼をおおわしむる凄惨せいさんな戦いの日々である。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)