“きんめい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
欽明70.0%
今名10.0%
公明10.0%
鈞命10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのおあとには、継体けいたい安閑あんかん宣化せんか欽明きんめい敏達びたつ用明ようめい崇峻すしゅん推古すいこ諸天皇しょてんのうがつぎつぎにお位におのぼりになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
贈遺を記する文中に「お柳」、「お作」の名があり、又「お作婿山本又市、今名きんめいもちよし」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
三、あづさは今名きんめいよぐそみねばり又みづめ、学名ベツラ、ウルミフオリアで、樺木属くわぼくぞくの木である。西は九州より東北地方までも広く散布せる深山の落葉木で、皮を傷くれば一種の臭気がある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
みかどは寝殿しんでんはしにおしとねをおかれ、はしの東に、二条ノ道平、堀河ノ大納言、春宮とうぐうノ大夫公宗きんむね、侍従ノ中納言公明きんめい御子左みこひだりノ為定などたくさんな衣冠が居ながれていた。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鈞命きんめいに従って、銅雀台の一詩をしました。つつしんで賀唱いたします——」
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)