“公明”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうめい50.0%
きみあき25.0%
きんめい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人目ひとめ附易つきやす天井裏てんじやうゝらかゝげたる熊手くまでによりて、一ねん若干そくばく福利ふくりまねべしとせばたふせ/\のかずあるのろひの今日こんにちおいて、そはあまりに公明こうめいしつしたるものにあらずや
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
万里小路宣房までのこうじのぶふさ、三条公明きみあき、藤原ノ藤房、二条道平、北畠顕房きたばたけあきふさ、吉田ノ大納言定房まで——およそ今上をめぐる上卿という上卿は、このほか、余すなく中殿の東西に居ながれた。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
みかどは寝殿しんでんはしにおしとねをおかれ、はしの東に、二条ノ道平、堀河ノ大納言、春宮とうぐうノ大夫公宗きんむね、侍従ノ中納言公明きんめい御子左みこひだりノ為定などたくさんな衣冠が居ながれていた。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)