“宋公明”の読み方と例文
読み方割合
そうこうめい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「大きな声をしなさんな。じつは、宋公明そうこうめいさまが云々しかじかなわけで、めい旦夕たんせきにせまっている。あっしと一しょに、すぐ行っておくんなさい」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「山東の及時雨きゅうじう宋公明そうこうめいをはじめ、義胆ぎたんの男どもが、雲の如く集まっていると聞くし、かたがた、近ごろ仲間を求めているとも言いますぜ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
じつは山寨やまの大親分さま宋公明そうこうめいというお方が、ようをおわずらいなすッたんで、はれもの医者の安道全を迎えに来たのよ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)