“宋代”の読み方と例文
読み方割合
そうだい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不幸にして十三世紀蒙古もうこ種族の突如として起こるにあい、元朝げんちょうの暴政によってシナはついに劫掠こうりゃく征服せられ、宋代そうだい文化の所産はことごとく破壊せらるるに至った。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)
宋代そうだいのたとえ話に「三人の酢を味わう者」というのがあるが、三教義の傾向を実に立派に説明している。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)
宋代そうだいには抹茶ひきちゃが流行するようになって茶の第二の流派を生じた。茶の葉は小さなうすいて細粉とし、その調製品を湯に入れて割り竹製の精巧な小箒こぼうきでまぜるのであった。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)