“趙宋”の読み方と例文
読み方割合
ちょうそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
支那の趙宋ちょうそうにおいて学者の朋党、近世日本の水戸藩において正党奸党の騒乱の如きは、いずれも皆、教育家にして国の行政にあずかり、学校の朋党をもって政治に及ぼし
学問の独立 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
今枕山が詩の引によってその来歴をしるせば、宣和硯は趙宋ちょうそうの宣和年間に製せられたもので、天保五年八十四歳で没した江戸の書家中村仏庵が久しくこれを秘蔵していた。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)