“趙雲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょううん90.0%
てううん10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これらの別働隊は、もちろん孔明のさしずによって、遠く迂回し、敵も味方も不測な地点から、黄忠こうちゅう趙雲ちょううんたちをたすけたものである。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
士「成程これは良く彫った、趙雲ちょううん円金物図まるがなものずいな、緒締おじめの良いのはありませんか」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
忿怒ふんぬ面相めんさう、しかしあつてたけからず、大閻魔だいえんままをすより、くちをくわつと、唐辛子たうがらしいた關羽くわんうてゐる。したがつて古色蒼然こしよくさうぜんたる脇立わきだち青鬼あをおに赤鬼あかおにも、蛇矛じやぼう長槍ちやうさう張飛ちやうひ趙雲てううんがいのないことはない。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)