“脇立”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わきだち33.3%
わきだ33.3%
わきだて33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ハヌマン像に戦士と侍者の二態あり。前者はこの神を本尊といつく祠に限り、後者は羅摩またはその本身韋紐ヴィシュニュを本尊として脇立わきだちとす(第六図は余が写実し置いた脇立像なり)。
壁画西大壁の脇立わきだ勢至せいしが、きわめて人間的な同時にきわめて人間を離れた印象を与えるのはこのゆえでなくてはならない。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
祠の中の縁起を書いた脇立わきだては、其処から右の方の山の下に見えていた建物の大きな豪家にあるので、其処から持って来て見せてくれると云うことになっていたから
不動像の行方 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)