トップ
>
『不動像の行方』
ふりがな文庫
『
不動像の行方
(
ふどうぞうのゆくえ
)
』
本話 寒い風に黄ばんだ木の葉がばらばらと散っていた。斗賀野の方から山坂を越えて来た山内監物の一行は、未明からの山稼ぎに疲労し切っていた。一行は六七人であった。その中には二疋の犬が長い舌を出し出し交っていた。路の右手に夕陽を浴びた寺の草屋根が …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約24分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
衝突
(
ぶっつ
)
爛
(
かがや
)
切断
(
きれぎれ
)
饗応
(
ちそう
)
兆
(
しらせ
)
某
(
ある
)
疲労
(
くたび
)
己
(
じぶん
)
団
(
かたまり
)
喫
(
く
)
彼
(
あ
)
勢
(
せい
)
臣
(
けらい
)
脇立
(
わきだて
)
揮
(
ふ
)
点
(
とも
)
比
(
ころ
)
窶々
(
よぼよぼ
)
踉
(
つ
)
前
(
さき
)
何人
(
だれ
)
休
(
や
)
跫音
(
あしおと
)
黄牛
(
あめうし
)
赫
(
かっ
)
近比
(
ちかごろ
)
酒宴
(
さかもり
)
詞
(
ことば
)
隻手
(
かたて
)
雷鳴
(
かみなり
)
背後
(
うしろ
)
紅蓮
(
ぐれん
)
突然
(
いきなり
)
穢
(
けが
)
碧
(
あお
)
監物
(
けんもつ
)
畝
(
うね
)
物怪
(
もののけ
)
演戯
(
しばい
)
檮
(
いちい
)
某
(
なにがし
)
投
(
ほう
)
戸波
(
へは
)
庭前
(
にわさき
)
呼吸
(
いき
)
前打
(
さきうち
)
伴
(
つ
)