“脇侍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わきじ66.7%
きょうじ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見上げるところの正面に、とても広大なる画幅がかかっていて、その周囲には、この脇侍わきじをつとめるらしい一尺さがった画像があるのであります。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
写真に掲出した画面は西方阿弥陀あみだ浄土の一部であり、本尊阿弥陀仏の脇侍わきじ、向って右側の多分観世音菩薩かんぜおんぼさつの像であろうと思う部面の上半に過ぎないが
美の日本的源泉 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)
結跏趺坐した阿弥陀如来の豊かに流麗な像や、脇侍きょうじたる観音勢至せいし両菩薩の、本尊に調和せんとする優婉ゆうえんな腕と胴体の動きなどは、薬師三尊に酷似している。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
かつて素人芝居しろうとしばいがあった時、この楼の主人が文覚勧進帳もんがくかんじんちょうの不動明王にふんして、二人がその脇侍きょうじの二童子をつとめたところから、その名が起ったものであります。
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)