見上げるところの正面に、とても広大なる画幅がかかっていて、その周囲には、この脇侍をつとめるらしい一尺さがった画像があるのであります。
もしこの画面の前方二尺ほどの所に対角線を引けば、両脇侍の視線はその交叉点に集まり、本尊の上体はこの視線の交叉の上にささえられることになるであろう。
多くのお社や堂には脇侍ともいって、姥の木像が置いてあり、また関の姥様の話にもあるように、児と姥との霊を一しょに、井の上、池の岸に祀っているという、伝説も少くないのであります。
“脇侍”の意味
《名詞》
三尊仏で本尊である仏の両脇に侍して仏を助ける菩薩。脇士。
(出典:Wiktionary)
(出典:Wiktionary)
“脇侍”の解説
脇侍(きょうじ・わきじ)は、仏教彫刻(仏像)や仏教絵画において、中尊(中央に位置し、信仰の中心となるほとけ)の左右に控える菩薩や明王、天などをいう。脇士・夾侍(きょうじ)、脇立(わきだち)ともいう。中尊の教化を補佐する役割をもつとされる。
(出典:Wikipedia)
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