“脇士”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょうじ37.5%
わきじ37.5%
わきし25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして越えて三月中に、発願の如く釈迦牟尼むに如来とその脇士きょうじ(薬王、薬上の二菩薩)と、三尊の像が完成し荘厳しょうごん安置せられた。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
脇士わきじだの、楣間びかん飛颺ひようする天人の群像だのを、飽かずに眺め入りながらうと/\と日を送った。
二人の稚児 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
五百羅漢製作においても多大の精進しょうじんを積まれ一丈六尺の釈迦牟尼仏しゃかむにぶつの坐像、八尺の文殊もんじゅ普賢ふげんの坐像、それから脇士わきし阿難迦葉あなんかしようの八尺の立像をもきざまれました。