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脇士
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きょうじ
ふりがな文庫
“
脇士
(
きょうじ
)” の例文
そして越えて三月中に、発願の如く釈迦
牟尼
(
むに
)
如来とその
脇士
(
きょうじ
)
(薬王、薬上の二菩薩)と、三尊の像が完成し
荘厳
(
しょうごん
)
安置せられた。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
建仁元年のこと
左衛門志
(
さえもんのさかん
)
藤原宗貞という者がその妻の惟宗の子女と共に一寺を建立し、阿弥陀を本尊にし、
脇士
(
きょうじ
)
には観音と地蔵とを安置し、事の
序
(
ついで
)
をもって法然に供養を頼んだところ法然が
法然行伝
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
これを
脇士
(
きょうじ
)
と言います。脇士に対して中央にある仏像は本尊です。
仏教人生読本
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
“脇士”の意味
《名詞》
三尊仏で本尊である仏の両脇に侍して仏を助ける菩薩。脇侍。
(出典:Wiktionary)
脇
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
士
常用漢字
小5
部首:⼠
3画
“脇”で始まる語句
脇
脇差
脇息
脇腹
脇目
脇侍
脇指
脇屋
脇明
脇立