“ちょううん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
趙雲56.3%
鳥雲25.0%
張蘊12.5%
張温6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
士「成程これは良く彫った、趙雲ちょううん円金物図まるがなものずいな、緒締おじめの良いのはありませんか」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
これなん鳥雲ちょううんの陣とでもいうのか、やがて織田軍の柵へ近づくや、原、内藤、武田信廉のぶかどの諸部隊からまず鳥群のむら立つように、一斉、わめきかかって来た。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
孔明が南蛮なんばんに遠征する以前、魏の曹丕そうひが大船艦を建造して呉への侵寇しんこうを企てた以前において、かの鄧芝とうしを使いとして、呉に修交を求め、呉も張蘊ちょううんを答礼によこして
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
酒宴の上席のほうにいた司空しくう張温ちょううんもとどりを、いきなりひッ掴んだのである。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)