“張蘊”の読み方と例文
読み方割合
ちょううん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その帰るにあたっては、呉臣張蘊ちょううんが、あらためて答礼使に任ぜられ、鄧芝とともに、蜀へ行くことになった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
孔明が南蛮なんばんに遠征する以前、魏の曹丕そうひが大船艦を建造して呉への侵寇しんこうを企てた以前において、かの鄧芝とうしを使いとして、呉に修交を求め、呉も張蘊ちょううんを答礼によこして
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
孔明が答えて、——益州の学士で秦宓しんふくあざな子勅しちょくです、と紹介すると、張蘊ちょううんはあざ笑って
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)