“張遼”の読み方と例文
読み方割合
ちょうりょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「……何者?」と、疑わしげに待ちかまえていると、やがて近く寄ってきたのは口にむちをくわえ頬に微笑をたたえた張遼ちょうりょうであった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここの守りには魏の張遼ちょうりょうがたてこもっていた。さきに曹操が都へ帰るに当って、特に、張遼へ託して行った重要地の一つである。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
守将の張遼ちょうりょうは、きのうの城外戦で、大きな戦果をあげたにもかかわらず、まだ部下に恩賞もわかたず、自分もよろいの緒すら解いていなかった。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)