“司空”の読み方と例文
読み方割合
しくう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二疋とも千余年を経た妖獣であったが、晋の司空しくう張華ちょうかの博学多才であることを知って、それをへこますつもりで、少年書生に化けて、馬に乗って出て往こうとすると、華表神かひょうじんが呼び止めて
狐と狸 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
酒宴の上席のほうにいた司空しくう張温ちょううんもとどりを、いきなりひッ掴んだのである。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)