“張華”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちやうくわ50.0%
ちょうか50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本草の書の始て成つたのは、そのいづれの時なるを知らない。漢書は藝文志に本草を載せずして、只平帝紀へいていのきに其名が見えてゐる。前人は本草の著録は張華ちやうくわ華佗くわだの輩の手に出でたであらうと云つてゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
二疋とも千余年を経た妖獣であったが、晋の司空しくう張華ちょうかの博学多才であることを知って、それをへこますつもりで、少年書生に化けて、馬に乗って出て往こうとすると、華表神かひょうじんが呼び止めて
狐と狸 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)