“ちょうか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
町家56.1%
朝家10.6%
長靴7.6%
弔歌4.5%
釣果4.5%
彫花1.5%
嘲歌1.5%
弔火1.5%
弔花1.5%
弔華1.5%
張嘉1.5%
張華1.5%
朝課1.5%
灯華1.5%
超過1.5%
長歌1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『今、ちらと、町家ちょうかの者の声を聞けば——今度は浅野の家来だと云ったが——今度はと云えば、吾々の先にも、早打はやうちが通ったのか』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さらに第三にはその朝家ちょうかの嘗の祭が永い歳月の間に意識してもしくは自然に、大なる改定を加えられていたからである。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
男爵自身も長靴ちょうかをはき、剣をって、馬にまたがり、見つかる当てもない探索にくりだそうとした。とちょうどそのとき、新たな幽霊があらわれて、男爵ははたと立ちどまった。
若しや犯人は、我れと我が殺害した死人を弔う為に、横笛フリュート弔歌ちょうかかなで、野菊の花束を贈ったのではないだろうか。だが、どこの世界に、その様な酔狂すいきょうな手数をかける犯罪者があるであろう。
魔術師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
きのうと同じくらいの釣果ちょうかだが、たいへんおもしろかった。
江戸前の釣り (新字新仮名) / 三遊亭金馬(著)
築山の草はことごとく金糸線綉墩きんしせんしゅうとんぞくばかりだから、この頃のうそさむにもしおれていない。窓の間には彫花ちょうかかごに、緑色の鸚鵡おうむが飼ってある。
奇遇 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
帆檣ほばしらに吊った彫花ちょうかの籠には、緑色の鸚鵡おうむが賢そうに、王生と少女とを見下している。…………
奇遇 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
ぶえ竹童ちくどう嘲歌ちょうか
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
道場の正面にある「八幡大菩薩」の神だなに、ぽっと、あかしがともった。しかし、その燈明さえ、晃々あかあかとした光がなかった。弔火ちょうかのように眼にうつって、不吉なかさがかかっている気がするのである。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
やがて現はれたるものを見れば文学雑誌はその名を『文芸界』と称し佐々醒雪さっさせいせつを主筆に平尾ひらお不孤ふこ草村くさむら北星ほくせい斎藤さいとう弔花ちょうかの諸子を編輯員とし巻首にはたしか広津柳浪ひろつりゅうろう泉鏡花いずみきょうからの新作を掲げたり。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
その葬祭は王侯の礼をもって執行され、葬儀委員長には司馬懿しばい仲達がみずから当った。大小の百官すべて見送りに立ち、儀杖数百騎、弔華ちょうか放鳥、にえの羊、まつりの牛など、蜿蜒えんえん洛陽の街をつらぬいた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
襄陽の張嘉ちょうかという一漁翁ぎょおう
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
二疋とも千余年を経た妖獣であったが、晋の司空しくう張華ちょうかの博学多才であることを知って、それをへこますつもりで、少年書生に化けて、馬に乗って出て往こうとすると、華表神かひょうじんが呼び止めて
狐と狸 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
松雲は夜の引き明けに床を離れて、山から来る冷たい清水しみずに顔を洗った。法鼓ほうこ朝課ちょうかはあと回しとして、まず鐘楼の方へ行った。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
……ほどなく梵鐘ぼんしょういんいんと鳴る中を導師どうしに引かれて、長い廊をうねり曲がり、三尊の灯華ちょうかおごそかな本堂へ進む。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
時ならぬ時分じぶんにこれはないかと、べものなど主婦の予算以外な注文をする夫をこらしめるためには、あとでその時の費用を誇張こちょうし、また労力の超過ちょうかをしめすため、そら病気でもして見せます。
良人教育十四種 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
ところが『万葉集』巻九の有名な長歌ちょうかを見ると、是にも反歌はんかに「とこべに住むべきものを云々」の一首があり
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)