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草村
ふりがな文庫
“草村”の読み方と例文
読み方
割合
くさむら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くさむら
(逆引き)
こまかき
雨
(
あめ
)
ははら/\と
音
(
おと
)
して
草村
(
くさむら
)
がくれ
鳴
(
なく
)
こほろぎのふしをも
乱
(
みだ
)
さず、
風
(
かぜ
)
一
(
ひと
)
しきり
颯
(
さつ
)
と
降
(
ふり
)
くるは
彼
(
か
)
の
葉
(
は
)
にばかり
懸
(
かゝ
)
るかといたまし。
雨の夜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
やがて現はれたるものを見れば文学雑誌はその名を『文芸界』と称し
佐々醒雪
(
さっさせいせつ
)
を主筆に
平尾
(
ひらお
)
不孤
(
ふこ
)
草村
(
くさむら
)
北星
(
ほくせい
)
斎藤
(
さいとう
)
弔花
(
ちょうか
)
の諸子を編輯員とし巻首にはたしか
広津柳浪
(
ひろつりゅうろう
)
泉鏡花
(
いずみきょうか
)
らの新作を掲げたり。
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
素
(
もと
)
より慣れぬ
徒歩
(
かち
)
なれば、
數
(
あまた
)
たび或は里の子が
落穗
(
おちぼ
)
拾はん
畔路
(
あぜみち
)
にさすらひ、或は露に伏す
鶉
(
うづら
)
の
床
(
とこ
)
の
草村
(
くさむら
)
に
立迷
(
たちまよ
)
うて、絲より細き蟲の
音
(
ね
)
に、覺束なき行末を
喞
(
かこ
)
てども、問ふに聲なき影ばかり。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
草村(くさむら)の例文をもっと
(5作品)
見る
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
村
常用漢字
小1
部首:⽊
7画
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