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畔路
ふりがな文庫
“畔路”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あぜみち
80.0%
はんろ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あぜみち
(逆引き)
静子は
小妹
(
いもうと
)
共と一緒に田の中の
畔路
(
あぜみち
)
に立つて、
紛帨
(
はんけち
)
を振つてゐる。小妹共は何か叫んでるらしいが、無論それは聞えない。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
素
(
もと
)
より慣れぬ
徒歩
(
かち
)
なれば、
數
(
あまた
)
たび或は里の子が
落穗
(
おちぼ
)
拾はん
畔路
(
あぜみち
)
にさすらひ、或は露に伏す
鶉
(
うづら
)
の
床
(
とこ
)
の
草村
(
くさむら
)
に
立迷
(
たちまよ
)
うて、絲より細き蟲の
音
(
ね
)
に、覺束なき行末を
喞
(
かこ
)
てども、問ふに聲なき影ばかり。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
畔路(あぜみち)の例文をもっと
(4作品)
見る
はんろ
(逆引き)
荒芽山
(
あらめやま
)
畔路
(
はんろ
)
叉
(
ふたまた
)
を成す 馬を駆て
帰来
(
かえりきた
)
る日
斜
(
かたぶ
)
き易し
虫喞
(
ちゆうしよく
)
凄涼夜月に吟ず 蝶魂
冷澹
(
れいたん
)
秋花を抱く
飄零
(
ひようれい
)
暫く寓す神仙の宅 禍乱早く
離
(
さか
)
る
夫婿
(
ふせい
)
の家
頼
(
さいわ
)
ひに
舅姑
(
きゆうこ
)
の晩節を存するあり 欣然
寡
(
か
)
を守つて生涯を
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
畔路(はんろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
畔
常用漢字
中学
部首:⽥
10画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“畔”で始まる語句
畔
畔道
畔田翠山
畔柳
畔倉
畔放
畔柳芥舟
畔田
畔傳
畔柳元衛
“畔路”のふりがなが多い著者
高山樗牛
内田魯庵
石川啄木
国木田独歩