“冷澹”の読み方と例文
読み方割合
れいたん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人生は果してそんなものであろうかと思うと同時に、或は自分が人間一般の心理的状態を外(はず)れて性欲に冷澹(れいたん)であるのではないか
ヰタ・セクスアリス (新字新仮名) / 森鴎外(著)
荒芽山(あらめやま)畔路(はんろ)叉(ふたまた)を成す 馬を駆て帰来(かえりきた)る日斜(かたぶ)き易し 虫喞(ちゆうしよく)凄涼夜月に吟ず 蝶魂冷澹(れいたん)秋花を抱く 飄零(ひようれい)暫く寓す神仙の宅 禍乱早く離(さか)る夫婿(ふせい)の家 頼(さいわ)ひに舅姑(きゆうこ)の晩節を存するあり 欣然寡(か)を守つて生涯を
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
近所には木村に好意を表していて、挨拶などをするものと、冷澹(れいたん)で知らない顔をしているものとがある。敵対の感じを持っているものはないらしい。
あそび (新字新仮名) / 森鴎外(著)