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叉
ふりがな文庫
“叉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
また
64.1%
さ
10.3%
こまぬ
7.7%
く
5.1%
こまね
2.6%
さすまた
2.6%
しゃ
2.6%
ふたまた
2.6%
わく
2.6%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また
(逆引き)
が、少したつとその風は、またこの三つ
叉
(
また
)
になった路の上へ、前のようにやさしく囁きながら、高い空から
下
(
おろ
)
して来ました。
犬と笛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
叉(また)の例文をもっと
(25作品)
見る
さ
(逆引き)
蘇峰三
叉
(
さ
)
のハイカラな文章があり、湖処子、さがのやの新体詩があり、早稲田派の記実主義があるといふやうな文壇の空気の中に
紅葉山人訪問記
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
叉(さ)の例文をもっと
(4作品)
見る
こまぬ
(逆引き)
蟲の
音
(
ね
)
亙
(
わた
)
りて月高く、いづれも哀れは秋の夕、
憂
(
う
)
しとても
逃
(
のが
)
れん
術
(
すべ
)
なき
己
(
おの
)
が影を踏みながら、
腕
(
うで
)
叉
(
こまぬ
)
きて小松殿の
門
(
かど
)
を立ち出でし瀧口時頼。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
叉(こまぬ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
く
(逆引き)
せめて今、
銃
(
つつ
)
叉
(
く
)
むと
新頌
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
叉(く)の例文をもっと
(2作品)
見る
こまね
(逆引き)
明
(
あか
)
すに打聞
息子
(
むすこ
)
腕
(
うで
)
叉
(
こまね
)
いて默然たりしが
漸々
(
やう/\
)
にして首を
上
(
あげ
)
世に有難き御
慈愛
(
いつくしみ
)
を傳承りて勸たる和郎が言葉を
用
(
もち
)
ひずして
博識
(
はくしき
)
振
(
ぶり
)
たる我答へ
今更
(
いまさら
)
思へば
面目
(
めんぼく
)
なし花はともあれ父母の
意
(
こゝろ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
叉(こまね)の例文をもっと
(1作品)
見る
さすまた
(逆引き)
ほぼ食事をする位の時間が経つと、鬼は巨きな
叉
(
さすまた
)
で曾を取り出して、また堂の下へ置いた。王はまた書類をしらべて怒って言った。
続黄梁
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
叉(さすまた)の例文をもっと
(1作品)
見る
しゃ
(逆引き)
こいつ怪しいと眼を付ければ、寸の詰まった道中差し、
鐺
(
こじり
)
に円味の加わったは、ははあ小野派一刀流で、好んで用いる三
叉
(
しゃ
)
作り! ふふんこいつ
贋物
(
にせもの
)
だな! ビーンと胸へ響いたものよ。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
叉(しゃ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ふたまた
(逆引き)
荒芽山
(
あらめやま
)
畔路
(
はんろ
)
叉
(
ふたまた
)
を成す 馬を駆て
帰来
(
かえりきた
)
る日
斜
(
かたぶ
)
き易し
虫喞
(
ちゆうしよく
)
凄涼夜月に吟ず 蝶魂
冷澹
(
れいたん
)
秋花を抱く
飄零
(
ひようれい
)
暫く寓す神仙の宅 禍乱早く
離
(
さか
)
る
夫婿
(
ふせい
)
の家
頼
(
さいわ
)
ひに
舅姑
(
きゆうこ
)
の晩節を存するあり 欣然
寡
(
か
)
を守つて生涯を
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
叉(ふたまた)の例文をもっと
(1作品)
見る
わく
(逆引き)
急ぎ綱曳き
帆檣
(
はんしよう
)
を倒して
叉
(
わく
)
に支へしめ
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
叉(わく)の例文をもっと
(1作品)
見る
叉
漢検準1級
部首:⼜
3画
“叉”を含む語句
肉叉
交叉
三叉
叉手
叉枝
交叉點
夜叉
金色夜叉
如夜叉
夜叉王
内心如夜叉
三叉路
瀧夜叉姫
女夜叉
飛天夜叉
外面如菩薩内心如夜叉
夜叉神
夜叉相
南方毘留勒叉増長天
三叉箭
...
“叉”のふりがなが多い著者
十一谷義三郎
高山樗牛
本庄陸男
石川欣一
アリギエリ・ダンテ
牧野富太郎
井上円了
小泉八雲
作者不詳
柳田国男