犬と笛いぬとふえ
いく子さんに献ず昔、大和の国葛城山の麓に、髪長彦という若い木樵が住んでいました。これは顔かたちが女のようにやさしくって、その上髪までも女のように長かったものですから、こういう名前をつけられていたのです。 髪長彦は、大そう笛が上手でしたから、 …
作品に特徴的な語句
おろ がわ うえ ことば 青雲あおぐも ぶち こわ たた うらやま あいだ またが 難有ありがと かみなり 明日あした いただ わき わたくし おれ かわ 見下みくだ 鬼神おにがみ 草木くさき 莫迦ばか 背負しょ 追々おいおい 綺麗きれい 笠姫かさひめ ふえ わたし 神代かみよ ろく まぶ 目一めひと すき 鳥獣とりけもの 駒姫こまひめ 香木こうぼく 飛鳥あすか 音色ねいろ あられ いなずま とりこ よろい たくま とお 逆立さかだ 足一あしひと わけ また 大蛇おろち 大和やまと うず 国原くにはら ささや わめ くわ うな ねた 勾玉まがたま 凜々りり 八岐やまた かぶと 何気なにげ 仰有おっしゃ うち 上辺うわべ 三叉みつまた 手一てひと 狡猾こうかつ きば 洞穴ほらあな 気色けしき くし 一噛ひとか 木樵きこり 斑犬ぶちいぬ 生胆いきぎも 御館おやかた 御妹おいもとご あと 己様おれさま 小脇こわき 容子ようす 孕子はらみご 孔雀くじゃく