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『犬と笛』
ふりがな文庫
『
犬と笛
(
いぬとふえ
)
』
いく子さんに献ず昔、大和の国葛城山の麓に、髪長彦という若い木樵が住んでいました。これは顔かたちが女のようにやさしくって、その上髪までも女のように長かったものですから、こういう名前をつけられていたのです。 髪長彦は、大そう笛が上手でしたから、 …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「赤い鳥」1919(大正8)年1、2月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
下
(
おろ
)
交
(
がわ
)
上
(
うえ
)
言
(
ことば
)
青雲
(
あおぐも
)
斑
(
ぶち
)
怖
(
こわ
)
抱
(
だ
)
拍
(
たた
)
羨
(
うらやま
)
間
(
あいだ
)
跨
(
またが
)
難有
(
ありがと
)
雷
(
かみなり
)
明日
(
あした
)
木
(
こ
)
頂
(
いただ
)
側
(
わき
)
私
(
わたくし
)
己
(
おれ
)
交
(
かわ
)
見下
(
みくだ
)
鬼神
(
おにがみ
)
草木
(
くさき
)
莫迦
(
ばか
)
背負
(
しょ
)
追々
(
おいおい
)
綺麗
(
きれい
)
笠姫
(
かさひめ
)
笛
(
ふえ
)
私
(
わたし
)
神代
(
かみよ
)
碌
(
ろく
)
眩
(
まぶ
)
目一
(
めひと
)
隙
(
すき
)
鳥獣
(
とりけもの
)
駒姫
(
こまひめ
)
駈
(
か
)
香木
(
こうぼく
)
飛鳥
(
あすか
)
音色
(
ねいろ
)
音
(
ね
)
霰
(
あられ
)
電
(
いなずま
)
虜
(
とりこ
)
鎧
(
よろい
)
逢
(
あ
)
逞
(
たくま
)
通
(
とお
)
逆立
(
さかだ
)
棲
(
す
)
足一
(
あしひと
)
訳
(
わけ
)
褒
(
ほ
)
叉
(
また
)
好
(
い
)
大蛇
(
おろち
)
大和
(
やまと
)
埋
(
うず
)
国原
(
くにはら
)
囁
(
ささや
)
嗅
(
か
)
喚
(
わめ
)
啣
(
くわ
)
唸
(
うな
)
妬
(
ねた
)
勾玉
(
まがたま
)
凜々
(
りり
)
八岐
(
やまた
)
兜
(
かぶと
)
何気
(
なにげ
)
伐
(
き
)
仰有
(
おっしゃ
)
中
(
うち
)
上辺
(
うわべ
)
三叉
(
みつまた
)
手一
(
てひと
)
狡猾
(
こうかつ
)
牙
(
きば
)
洞穴
(
ほらあな
)
気色
(
けしき
)
櫛
(
くし
)
一噛
(
ひとか
)
木樵
(
きこり
)
斑犬
(
ぶちいぬ
)
撫
(
な
)
捲
(
ま
)
生胆
(
いきぎも
)
惚
(
ほ
)
御館
(
おやかた
)
御妹
(
おいもとご
)
後
(
あと
)
己様
(
おれさま
)
小脇
(
こわき
)
容子
(
ようす
)
孕子
(
はらみご
)
孔雀
(
くじゃく
)