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己様
ふりがな文庫
“己様”の読み方と例文
読み方
割合
おれさま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おれさま
(逆引き)
「野郎、あじな真似をやりやがったな、だがなアそんなことで
己様
(
おれさま
)
たちの
隠家
(
かくれが
)
へ忍びこめると思うとあてが違うぞ」
骸骨島の大冒険
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「ざまを見ろ、髪長彦め。こうして置けば、貴様たちは、一月とたたない中に、ひぼしになって死んでしまうぞ。何と
己様
(
おれさま
)
の計略は、恐れ入ったものだろう。」
犬と笛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ナニ其髪の毛なら手前より
己様
(
おれさま
)
の方が先に見附たのだ実は四本握って居たのをソッと三本だけ取て置た、夫を知らずに残りの一本を取て好い気に成て居やがる
老耄
(
おいぼれ
)
め
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
己様(おれさま)の例文をもっと
(4作品)
見る
己
常用漢字
小6
部首:⼰
3画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“己”で始まる語句
己
己惚
己等
己達
己巳
己斐
己丑
己酉
己亥
己未
“己様”のふりがなが多い著者
黒岩涙香
山本周五郎
芥川竜之介