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己酉
ふりがな文庫
“己酉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きゆう
40.0%
つちのととり
40.0%
キイウ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きゆう
(逆引き)
田村考叔は枕山が詩の註に千住駅の吏とあるのみでその人を詳にしない。考叔は翌年
己酉
(
きゆう
)
の秋、享年四十歳で病死したこともまた枕山の作中に見えている。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
己酉(きゆう)の例文をもっと
(2作品)
見る
つちのととり
(逆引き)
己酉
(
つちのととり
)
(二十八日)……さらに
日本
(
やまと
)
の
乱伍
(
らんご
)
、
中軍
(
ちゅうぐん
)
の卒を率いて進みて大唐の軍を
伐
(
う
)
つ。大唐、
便
(
すなわ
)
ち左右より船を
夾
(
はさ
)
みて
繞
(
めぐ
)
り戦う。
須臾
(
とき
)
の
際
(
ま
)
に
官軍
(
みいくさ
)
敗績
(
やぶ
)
れぬ。水に
赴
(
おもむ
)
きて
溺死
(
しぬ
)
る者
衆
(
おお
)
し。
金将軍
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
己酉(つちのととり)の例文をもっと
(2作品)
見る
キイウ
(逆引き)
たとえば
法住寺殿
(
ほうじゅうじでん
)
合戦の当日の記事でも、九条兼実の玉葉には「——十一月十九日、
己酉
(
キイウ
)
、
天
(
テン
)
陰
(
カゲ
)
ル、時々小雨」とあるが、藤原経房の
吉記
(
きっき
)
だと「十一月十九日、己酉、
天
(
テン
)
霽
(
ハ
)
レル」
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
己酉(キイウ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“己酉”の意味
《名詞》
干支の一つ。60ある干支の組合せの46番目。
(出典:Wiktionary)
“己酉”の解説
己酉(つちのととり、きどのとり、きゆう)は、干支の一つ。
干支の組み合わせの46番目で、前は戊申、次は庚戌である。陰陽五行では、十干の己は陰の土、十二支の酉は陰の金で、相生(土生金)である。
(出典:Wikipedia)
己
常用漢字
小6
部首:⼰
3画
酉
漢検準1級
部首:⾣
7画
干支
酉
還暦
辰
辛酉
辛未
辛巳
辛卯
辛亥
辛丑
辛
納音
癸酉
癸未
癸巳
癸卯
癸亥
癸丑
癸
申
甲辰
...
“己”で始まる語句
己
己惚
己等
己達
己巳
己斐
己丑
己亥
己氏
己未
“己酉”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
林不忘
吉川英治
永井荷風
芥川竜之介