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『金将軍』
ふりがな文庫
『
金将軍
(
きんしょうぐん
)
』
ある夏の日、笠をかぶった僧が二人、朝鮮平安南道竜岡郡桐隅里の田舎道を歩いていた。この二人はただの雲水ではない。実ははるばる日本から朝鮮の国を探りに来た加藤肥後守清正と小西摂津守行長とである。 二人はあたりを眺めながら、青田の間を歩いて行った …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新小説」1924(大正13)年2月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
際
(
ま
)
須臾
(
とき
)
衆
(
おお
)
溺死
(
しぬ
)
便
(
すなわ
)
合戦
(
たたか
)
日本
(
やまと
)
香染
(
こうぞ
)
妓生
(
ぎせい
)
官軍
(
みいくさ
)
廻旋
(
めぐら
)
二言
(
にごん
)
伐
(
う
)
吼
(
たけ
)
嘲笑
(
あざわら
)
大唐
(
もろこし
)
媚
(
こび
)
小児
(
しょうに
)
己酉
(
つちのととり
)
帳
(
ちょう
)
床
(
ゆか
)
役
(
えき
)
後
(
のち
)
戊申
(
つちのえさる
)
探
(
さぐ
)
敗績
(
やぶ
)
断
(
た
)
畔
(
くろ
)
立派
(
りっぱ
)
繍
(
ぬい
)
脚下
(
きゃっか
)
艫舳
(
へとも
)
酌
(
しゃく
)
間
(
あいだ
)
高々
(
たかだか
)
一痕
(
いっこん
)
一粲
(
いっさん
)
三月
(
みつき
)
不意
(
ふい
)
中軍
(
ちゅうぐん
)
乱伍
(
らんご
)
二人
(
ふたり
)
京城
(
けいじょう
)
人気
(
ひとけ
)
倭国
(
わこく
)
倭将
(
わしょう
)
倭軍
(
わぐん
)
円
(
まる
)
口惜
(
くや
)
吼
(
ほ
)
咄嵯
(
とっさ
)
唾
(
つば
)
噛
(
か
)
夜
(
よ
)
大明
(
だいみん
)
夾
(
はさ
)
奇蹟
(
きせき
)
妊娠
(
にんしん
)
宝剣
(
ほうけん
)
宝鈴
(
ほうれい
)
寵愛
(
ちょうあい
)
小倅
(
こせがれ
)
小腋
(
こわき
)
山川
(
さんせん
)
平壌
(
へいじょう
)
幾掴
(
いくつか
)
後
(
あと
)
惑
(
まど
)
憔悴
(
しょうすい
)
戒刀
(
かいとう
)
戦艦
(
いくさぶね
)
挿
(
さ
)
据
(
す
)
提
(
さ
)
斬
(
き
)
明眸
(
めいぼう
)
朝鮮
(
ちょうせん
)
梁
(
はり
)
模糊
(
もこ
)
欛
(
つか
)
殺生
(
せっしょう
)
毒蛇
(
どくじゃ
)
法衣
(
ころも
)
涯
(
はて
)
清正
(
きよまさ
)
無益
(
むやく
)
牙
(
きば
)
率
(
ひき
)
王命
(
おうめい
)
玫瑰
(
まいかい
)
異相
(
いそう
)
睫毛
(
まつげ
)
禍
(
わざわい
)
竈
(
かまど
)
竜顔
(
りゅうがん
)
粉飾
(
ふんしょく
)
繞
(
めぐ
)
義州
(
ぎしゅう
)
翠金
(
すいきん
)
翼
(
つばさ
)