“不意”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ふい88.1%
ふゐ3.4%
いきなり1.7%
おもはざる1.7%
だしぬけ1.7%
ゆくりな1.7%
ゆくりなく1.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“不意”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語(児童)15.4%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究9.1%
文学 > 英米文学 > 小説 物語3.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
それはかく不意ふい来客らいきゃくとしては五六十にんはなかなかの大人数おおにんずうでございます。
しかし、可恐おそろしねこかほと、不意ふい顱合はちあはせをしたのでは、おどろくも無理むりはない。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
不意ふゐ日出雄少年ひでをせうねんが『あらくろものが。』とさけぶので、おどろいてつむりげると
それから幾時間いくじかんねむつたからぬが、不意ふゐわたくし枕邊まくらもと
ところが、どうしたことか、中途で法水は不意いきなり動作を中止して、戦慄せんりつを覚えたように硬くなってしまった。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
ところがそこから折り返してもとの位置に戻ると、法水は卓子灯スタンドの中に何を認めたものか、不意いきなり検事を振り向いて、
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
あらたなる民不意おもはざるの富は、フィオレンツァよ、自負と放逸を汝のうちに生み、汝は既に是に依りて泣くなり 七三—七五
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
その日もいゝ気持になつて、ちやぷ/\やつてゐると、不意だしぬけに湯気のこもつた片隅から大声でわめいた者があつた。
某この年頃諸所を巡りて、数多あまたの犬とみ合ひたれども、一匹だにわが牙に立つものなく、いと本意ほいなく思ひゐしに。今日不意ゆくりなく御身に出逢であいて、かく頼もしき伴侶ともを得ること、まことなき父の紹介ひきあわせならん。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
しかして夜間は婦人がその特性を発揮すべき時節なれば、諸君もまた三更無人さんこうぶじんきょう人目をはばからざる一個の婦人が、我よりほかに人なしと思いつつある場合に不意ゆくりなく婦人に邂逅かいこうせんか、その感覚はたしていかん。
黒壁 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)