“不本意”の読み方と例文
読み方割合
ふほんい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっそのことわかれてしまえばかえって気は安いが、やはり男の子ふたりのかすがいが不本意ふほんいに夫婦をつないでおくのだろう。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
あきなひ其餘力よりよくを以て母をやしなひ居候に付私し如何にも不便ふびんに存じ親子共引取べき旨種々しゆ/″\申聞候へ共今更厄介やつかいに相成候は不本意ふほんいなりとて聞入申さず五ヶ年の長病ちやうびやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
りつくしまがないようにおもわれるかたがあろうかとかんぜられますので、はなは不本意ふほんいながら、わたくし現世げんせ経歴けいれきのホンの荒筋丈あらすじだけをかいつまんで申上もうしあげることにいたしましょう。