“不注意”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふちゅうい58.3%
てぬかり8.3%
ふちうい8.3%
ふちゆうい8.3%
よんぼり8.3%
わるい8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老人食料なしに旅をするような不注意な人ではなかった。かれは背中にしょっていた背嚢から一かたまりのパンを出して、四きれにちぎった。
『いえ。』と叔父は対手の言葉をつて、『全く是方不注意から起つた事なんで、貴方みる筋は些少もごはせん。』とそれを言へば、先方猶々痛み入る様子。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
可愛さの不注意なこのが、しくかみさんのにさはつたのだ。
迷子 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
からにかけてえたが、この山火事一番で、煙草や、たきをしたのちよっとした不注意で、百年かゝつて出來上つた森林數時間もたゝない
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
「こら! 気ィつけ! 不注意者!」「えらい済んまへん」「済まんで済む思てけつかんのか!」「へえ」権右衛門は五度も六度も頭を下げねばならなかった。
俗臭 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
「その網へかかる蝶や蜂は……蝶や蜂が不注意からだ」
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)