“御噺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おはなし50.0%
おはな50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
成れ拙者は未熟みじゆくなれどもせがれの半四郎は古今の達人なりと御噺おはなし有しが其半四郎先生に今日御目おめかゝらんとはゆめさら存ぜざりしなり又其御身形おんみなりは如何なされし事やとひければ半四郎きゝて今も云通り某しは生質うまれつき容體なりふりには一向頓着とんぢやくせず人は容體みめより只心なり何國へ行にも此通り少しもかまはず只々蕩樂だうらくは酒を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
も言はざりしが漸々やう/\にして答るやう如何にも御噺おはなし申せし通り平川天神の裏門前うらもんまへにて其日のあかつき長庵にあひしに相違これ無ことに付其所は何處どこ迄も證據人に相立申べしさりながらふだつじの人殺しが長庵と言ふことの證據人には相立難あひたちがたしと言へば長助點頭うなづき夫は如何にも承知しようちいたしぬ只平川にて其朝まだき長庵にあひたると言ふことを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
食物しよくもつことついて、すこかんじたことりますから貴婦人方あなたがた御噺おはないたしますが、いま宮本みやもとさんから、段々だん/\御噺おはなしがツて、兒護婦こもり不注意ふちういより、子供こども種々しゆ/″\もの