“ふちゅうい”の漢字の書き方と例文
語句割合
不注意100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれは、自分じぶん不注意ふちゅういだったつぐないとして、あとの一つを大事だいじにしました。やがて、それは、初夏しょかそらしたで、しろきよらかなかんじのする香気こうきたかはなひらきました。
雲のわくころ (新字新仮名) / 小川未明(著)
きっと、主人しゅじんは、ああ自分じぶんわるかった、不注意ふちゅういだったとさとって、これから、あの小僧こぞうさんや、ほかの小僧こぞうさんたちをかわいがるにちがいない。みんな日本人にっぽんじんですもの……。
波荒くとも (新字新仮名) / 小川未明(著)
「そうだとおもいます。しかし、わたし不注意ふちゅういから、ご心配しんぱいをかけましてすみません。」
空晴れて (新字新仮名) / 小川未明(著)